皆さんアメリカに旅行の際は、ESTA( エスタ)【電子渡航認証システム】の取得を必ずしていると思います。
ネットから簡単に取得できるものですが、ESTAとネット検索するとトップには公式サイトではなく公式サイトに似たデザインのサイトが出てきます。
料金も分かりやすく表示されていなかったり登録情報をすべて入力した最後に出てくるのでなかなか、公式サイトと代行サイトの見分けが難しいものです。
公式サイトでは、手数料$14.00ドル(約1,400円)ですが
申請代行サイトは5,000円~10,000円程の料金を請求されてしまいます。
しかし、「公式サイトからだと何かと難しそうと料金はかかっても代行サイトを利用してしまう」なんて方もいらっしゃるかと思います。
ですが、代行サイトを利用するのはリスクもあり料金も公式サイトから申請するよりも何倍もかかります。
難しそうと思ってしまいがちですが、確実に公式サイトからの申請が安くて安心で入力フォームに住所やパスポート情報など、記入例を参考に入力していけば5分程度で完了するものです。
ぜひ公式サイトから申請することをおすすめします!
それでは、順を追って実際の画面の写真付きで説明していきます。
Contents
ESTAの基本知識
ESTA( エスタ)とは、アメリカ本土はもちろんのことハワイやグアムにビザ無しで90日以内の観光または商用目的で旅行の際に必要な「電子渡航認証システム」です。
アメリカに渡航する前に事前検査を行う為アメリカ政府によって開発されたオンラインのアプリケーションシステムで、このプログラムのもと渡航する資格があることを確認する目的で行われています。
ココに注意
アメリカに入国するほか、乗り継ぎでアメリカを経由する際にも必要なので注意しましょう!
これは、渡航する際に必ず義務ずけられているものなのでESTA申請が無いと渡航できません。
ESTA申請条件まとめ
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有効なICチップ搭載のパスポートの保有
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往復または第三国への航空券・乗船券を所有
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アメリカへ渡航目的が、観光・短期商用・通過
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アメリカに入国後、最長90日以内の滞在
申請代行サイトがおすすめできない理由とは⁈
申請する際に米国政府の公式サイトと代行サイトがありますが、代行サイトでの申請がおすすめできないのにはいくつかの理由があります。
それは...
- 問題が起こった場合クレームを入れるのが難しい
(代行サイトはレンタルオフィスにしている為対応してもらうのが難しい事も!もしもの場合は消費者庁に連絡してみて下さい) - 代行サイトの入力ミスや申請すらしていなく入国できない可能性も
(代行サイトでも公式サイトで個人が申請するのと同じで、公式サイトから代行サイトスタッフが申請をしているだけでやっていることは同じです) - 公式サイトの何倍もする高額な費用を請求される
(公式だと$14,00ドルのところ5,000円~10,000円程請求されます)
このように、必ずではないですがもしもの場合のリスクもあり料金も同じ作業なのに何倍も請求されてしまうので公式サイトからの申請をおすすめします。
公式サイトと代行サイトの見分け方
- 料金は手数料$14,000ドルのみ
支払いの際にUS$14.00(約1,400円)以上の請求になっていたら代行サイトです。 - サイトURL
米国政府運営サイトのURLはすべて米国行政機関向けに用意されたドメインの「.gov」があります。
ESTA申請までの7ステップ
それでは入力手順を順を追って写真付きで解説していきます。
日本語表記にできるので安心して下さい!
まずは,申請時に必要な情報としてこの3つが揃っていると入力時スムーズに入力できるので用意しておきましょう。
申請に必要なもの
パスポート
クレジットカード
旅行先・ホテルの住所や連絡先のメモ
申請までの7ステップ
- 免責事項に答える
- 申請者の情報の入力
- 個人情報の入力
- 旅行情報の入力
- 適格性に関する質問に答える
- 申請内容の確認
- 支払い
日本語表示にできるので、ゆっくりと確認しながら進めれば誰でも簡単にできます!
それではこちらの公式サイトを開きましょう。
1⃣免責事項に答える
アメリカとイギリス国旗の言語表記設定から日本語を選びます。
【新規に申請を作成する】をクリック
【個人による申請】と【グループによる申請】があるので、今回は個人による申請を選択した場合で進めていきます。複数人分まとめての申請は【グループによる申請】を選びます。
セキュリティに関する通告が表示されたら
【確認して続行】をクリック
免責事項が表示されたら【〇はい】にチェックをし【次へ】をクリック
2⃣申込者情報の入力
ここからはすべてローマ字で入力していきます。
パスポートのローマ字と一致しているか確認しながら正確に入力しましょう!
メールアドレスの入力は注意が必要!
3⃣個人情報の入力
ここからは、新型コロナウイルスの影響で今米国政府でビザ申請の許可を一時停止している為入力できませんでした。
また更新され次第、写真付きで解説していきたいと思います。
4⃣旅行情報の入力
5⃣適格性に関する質問に答える
いくつか質問項目がありますが簡単にまとめると
「アメリカに渡航して犯罪や悪質な事をしませんよね⁈」
というような質問内容です。
全部【いいえ】で答えますが、一応一通り読んでから記入して下さい。
本人が申請を行っている場合は➡【申請内容に関する証明】のみチェック
代理の方が行っている場合は➡【第三者による代理申請の場合に限定】にもチェック
6⃣申請内容の確認
入力した全ての申請内容を確認し問題なければ、もう一度パスポート番号を入力し【次へ】をクリック
7⃣支払い
最後に支払いです。【今すぐ支払う】をクリック
申請状況が表示されていますので、申請番号をメモやスクリーンショットで保存しておきましょう!
支払い方法は【PayPal】か【デビットカード・クレジットカード】の2種類ありますが、今回はクレジットカードでの支払いを選択し【続行】をクリック
クレジットカードの情報を入力していきますが、こちらも英語表記で入力して下さい。
3⃣個人情報の入力で使用した住所を入力し【続行】をクリック
確認画面の後に支払い手続きを実行します。
最後にこのような画面になり認証は保留中ですと表示されますが、こちらのサイトは不親切で認証が承認されてもメールなど来ないので、2~3日後ぐらいにサイトから申請状況を確認してみて下さい。
エスタはオンラインシステムなので、正しく認証されていれば空港で書類提出をする必要はありませんが不安な方は渡航認証許可証のコピーを持参しておくのもおすすめです。
申請時の注意点
申請時にはいくつかの注意点があります。例外の場合なども含め解説していきます。
有効期限は2年間
一度の申請で2年間は有効です。
ただし、お手持ちのパスポートの有効期限が切れた時点で無効になります。パスポートの更新を行ったらESTAの有効期限内であっても再申請して下さい。
また、婚姻などの理由によりパスポート情報が変更になった場合、ESTAの更新または新規での申請が必要となります。
ESTAの登録情報とパスポートに記載されている情報(氏名や姓など)が一致しない場合チェックイン時に搭乗許可が下りないことも予想されます。
渡航3日前までの申請を
アメリカ政府では、渡航の3日前(72時間前)までの申請を推奨しています。
具体的に何日前までに申請しなければならないという厳密なルールはなく当日の申請も可能なようですが世界中からのアクセス集中やまれにサーバー障害やシステム不具合により審査におくれが出るケースもあるので日にちには余裕を持ち申請しましょう。
具体的な滞在先が決まっていなくても仮の滞在先でも申請は可能で24時間年中無休で申請は受付ているので渡航が決まり次第申請してしまうこともできます。
申請番号は必ずメモに!
申請に間違いがないか再度見直したかったりトラブルが発生した際に申請状況を確認するためには申請番号が必要になります。
もしも、メモし忘れてしまった場合でも公式サイトからパスポート情報を入力すれば申請番号を確認できます。
念のため申請後に申請状況の確認を
必ずしも入国できるとは限らない⁈
ESTA申請が認証されても必ずしも入国できるとは限らないこともあります。
こちらの国(リビア・ソマリア・イエメン・イラン・イラク・スーダン)に渡航または滞在したことがある方はESTAが利用できないので、大使館・領事館にて通常ビザを申請する必要があるので気を付けましょう。
間違えて申請してしまったそんな時どうする⁈
もし名前や生年月日パスポート情報などを間違えて申請してしまったら、焦る必要はありません。
再度申請をやり直すだけです!(再度費用はUS$14.00かかります)
24時間待つ必要もなく再度申請が完了すれば前の申請は自動的に無効になります。
まとめ
自分で申請を、初めてやる方では不安もあるかもしれませんが代行サイトでの申請のリスクや金額を考えたら公式サイトからの方が確実におすすめです!
解説通りにやって頂ければとても簡単ですし何度かやるうちに慣れて来るので、ぜひご自分で申請したみて下さい。