観光地として人気な横浜ですが、観光以外にもイベントやビジネスなどいろいろな目的で訪れる方が多く宿泊施設も多種多様な所が沢山あります。
みなとみらいエリアに立ち並ぶラグジュアリーホテルはもちろんの事ビジネスホテルにカプセルホテル・宿泊プランのある漫画喫茶などいろいろな形態で展開しています。
その中でも、
宿代は抑えたい
ホテル程のサービスや設備は必要ない
カプセルではなくプライベート感も欲しい
という方はキャビン型ホテルが最適です。
今までにいくつかミニマム個室やキャビン型ホテルに宿泊してきましたが、その中でも特におすすめなドーミーインの進化系キャビン型ホテルについて実際の施設の様子をご紹介したいと思います。
Contents
ホテルの基本情報
立地
中華街の中心に位置し中華街の観光スポットである横浜関帝廊の目の前で、石川町駅から徒歩約6分・元町中華街駅から約5分で好立地です。
客室
キャビンタイプ(上段・下段・ツイン・フォースタイプ)とカプセルタイプ(男性のみ)。
男女別専用フロアです。
料金
客室タイプや曜日・シーズンにもよりますが2千円代前半から
チェックイン・チェックアウト
17時・10時
実際の施設の様子は⁈
それではホテル予約サイトなどの情報ではなく、実際宿泊してみてわっかったリアルな施設の様子をご紹介していきます。
セキュリティーも安心
フロントは24時間対応で深夜のチェックインにも対応してくれました。
チェックインすると、リストバンドキーを渡されます。館内や各階の出入りエレベーターに乗る際と朝食の受付にはこのバンドキーが必要です。
フロントが24時間対応で宿泊者しか絶対に館内に出入りできないのは、キャビン型で鍵のない部屋に宿泊する身としてはとても安心です。
客室はデスクスペースのある広々空間
キャビン型なので当たり前ですが、客室の入り口はアコーディオンカーテン式になっていて鍵は無いタイプなので施錠はできません。
今回宿泊したのは下段タイプですぐ目の前にはデスクスペースとイスが完備されています。上段タイプだと同じスペースに階段が付くので、少し床のスペースが狭くなります。姿見やデスクに小さな鏡があったりハンガーラックがあるのは女性にはとても嬉しい設備です。
キャビン・カプセル内の設備一覧
ベッドスペースは広々としていて換気扇と光の強さが調整できるナイトパネルが完備されていたのがとても良かったです。
キャビンには鍵はかけられませんが、セキュリティーボックスやスーツケースを繋いでおけるワイヤーキーも完備されているので安心です。
ファミリーには専用フロアも!
ファミリーや大人数での宿泊向けに、地下1階に2段ベッドが左右に2つあるフォースキャビンやツインキャビンのある専用フロアがあります。フロアごと貸し切りもできます。
ファミリー向けの宿泊プランもあったりなどお子様も大歓迎で3種類ある貸し切り風呂の1つはファミリーフロア宿泊の方専用の貸し切り風呂となっており家族でゆったり入浴できます。
もちろん他の2つの貸し切り風呂も利用可能なので連泊の方はそれぞれ楽しんでみることもできますね。
更に、ファミリーキャビン宿泊者限定で利用できるお子様用ボルダリングやプロジェクションマッピング・ボードゲームが楽しめます。
お子様連れでも周りを気にすることなく快適な宿泊ができます。
清潔なパウダールーム・ランドリー
パウダーブース・シャワーブース・ランドリーコーナーが各フロアにありとても清潔です。
シャワーブースの利用時間は17時~翌9時です。
パウダーブースのアメニティーはコットン・綿棒・ブラシ2種・歯ブラシ・化粧水・乳液・クレンジング・洗顔がありドライヤーも完備されています。
シャワールームは座れるスペースもあり広々としています。各シャワーブースの脱衣スペースに小型の扇風機があるのもよかったです。
驚いたのがランドリーコーナーです。なんと洗濯は無料でできます。乾燥は有料になりますが、洗濯無料はなんともありがたいサービスだと思いました。
ドリンク無料が嬉しい共有スペース
1階のフロント横には15時~翌1時まで利用できる共有スペースがあります。
ここには、電子レンジやコーヒー・お茶のフリードリンクコーナーも完備されていていて、客室内に持ち込める用のカップもあります。
他のキャビンとはここが違う!贅沢ポイント
旅館のような贅沢貸し切り温泉
キャビン型ホテルには珍しいのが、
無料の貸し切り風呂付と言うところです。簡易的で質素な大浴場かと思いきやテイストの異なった3種類の旅館のようなお風呂が完備されています。
3種類のうち1つはファミリーフロア宿泊者専用なので、普通に宿泊する方は2種類が利用可能です。
では、簡単貸し切り風呂内の様子をご紹介します。
地下1階のエレベーターを降りるとすぐ目の前に使用状況が確認できるパネルがあります。
目安の利用時間としては個人管理で30分程度とされていましたが、1時間近く利用している人もいました。
脱衣所と洗面スペースは広々としていて、パウダールームと同じアメニティーが揃っています。男性用・女性用コスメがそれぞれあるのも嬉しいです。
地下1階フロアには、漫画コーナーもあります。
食べ放題の無料朝食・夜食には夜鳴きそば付き
宿泊料金が2千円代からと言うコスパの良さに加え驚いたのが、朝食付きというところでした。
メニューは毎日同じでサラダがポテトサラダかコールスローで変わる程度ですがこのコスパと内容で食べ放題というのは驚きです。
朝食の時間は7時~8時45分(最終入店8時半)です。
ほとんどのプランが朝食付きですが、当日料金だと800円なので断然朝食付きがお得です。
朝食メニュー トマトチキンカレー
野菜中華粥
コーンスープ
サラダ
パン3種
ヨーグルト
ドリンクもお茶やコーヒーの他に、牛乳・オレンジジュース・デトックスウォーター・人参とリンゴのスムージーと種類が豊富です。
更に嬉しいサービスが、夜21時30分~23時の間で1階フロント横の共有スペースで夜泣きそば代わりのカップ麺がサービスで提供されます。
あったらいいなを叶えたサービス
キャビンタイプで格安宿なので、冷蔵庫が無かったり室内での通話ができないのは仕方ないと思っていますが…
その中でも心配りがきいてるなと思ったのが各階のエレベーターホールに完備された簡易的な冷蔵庫代わりとして保冷剤と保冷バッグのサービスとテレフォンスペースです。
また、キャビンフロア内にはアイロン・消臭スプレー・追加で貸し出しの寝具セット・ひざ掛け・耳栓・いびき防止テープが用意されているなどキャビンだし格安だから仕方ないと妥協してしまうサービスを出来る限り提供してくれています。
貸し出し備品もとても豊富です。
衛生的かつエコ活動も推進
2018年7月開業ということで、まだまだ館内施設も新しくきれいなのですが毎日の徹底された清掃のおかげでとても気持ちよく過ごせます。
連泊の方で室内の清掃が必要ない方はこのように清掃不要カードを扉の外にぶら下げておくと新しいタオルセットだけをかけておいてくれます。
不自由だと思ったポイント
このコスパとサービスで徹底された清掃をしてくれているので不満は言えるものではないですが、連泊だと10時~15時の間は館内から退出しなければいけません。
施錠ができない為、セキュリティー上宿泊者全員の退出をお願いしているとのことで仕方のない事ですがゆっくり午前中寝ていたかったり昼間こもって事務作業などしたい方のんびり過ごしたい方などにとっては少し不便な点だと思いました。
昼間観光や予定があり外出する方にとっては気にならない点なので、自身のキャビンの利用の仕方を考慮して宿泊したら全く問題ないです。
まとめ
昼間館内を利用できない時間の制限はあるものの、その他はキャビン型ホテルとしては申し分ないほどのコスパとサービスだと思います。
スタッフの皆さんもすごく感じがよく声をかけていただき気持ちよく過ごせました。
2千円代からという破格で、立地も良く更に朝食・貸し切り風呂付と他にも細やかなサービスがあるのは他のキャビン型ホテルを探してもなかなか無いと思います。
横浜に訪れる際はぜひおすすめしたい宿泊先の1つです。